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昨日になりますが、川崎の東芝スマートコミュニティーセンターで開催されたFlashAirハッカソンに参加してきました。

FlashAirは、Eye-FiのようなSDカードに無線LAN機能が搭載された製品で、一般的にはEye-Fiと同様にカメラで撮影された画像がFlashAirに保存されたら、それを無線LAN経由でネットに送信する、といった事に使われます。

ただ、FlashAirが他の製品と違うところとして、無線LAN機能やSDIOといったハードウェアの機能が開発者にAPIとして公開されており、それらを使ってカメラ以外の用途にも使えるようになっている事です。

個人的にRaspberry Piに始まり、同じSDカードに無線LAN機能を持つFlucard Pro(発熱がすごい)や、SDカードをWiFiで共有(しかも内蔵電池あり)するPQI Air Driveなど、数千円で買えるネットワーク機器に目がなく、今回も3,000円でFlashAir+使い方の説明が聞ける(^o^)と知り、思い切って申し込んだ次第です。

午前中は「ユーザーズミーティング」という事で、東芝さんの技監(響きがかっこいい)の方のご挨拶から、共催のFIXSTARSさんによるFlashAir概要説明、余熱@れすぽんさんのFlashAirプロトタイピング環境のご紹介(MTO-EV101はお値段聞きそびれたorz)、各人に配布されたFlashAirを使ったワークショップが行われた後、同じく共催のMicrosoftさんとMakuakeさんの製品とサービスのご紹介がありました。

ランチ休憩のあと午後は、FlashAirを使ったアイデアを時間内に考える”アイデアソン”で、最初に運営のGUGENさんからオリエンテーリング(共創の原理や諦めた課題などすごく参考になりました)から始まり、自分のアイデアを形にしていくアイデアブラッシュアップ(自分のアイデアを3分間で説明→ブレインライティングシートにアイデアを書いて回覧&肉付け→そのシートをまた別の方に3分間プレゼン→それを経て一番いいアイデアをスケッチブックにまとめる)を経て、最後に皆さんのスケッチブックを見ていいと思ったものに投票を行う形で行われました。

その後投票結果の集計が行われ、上位数名の方のアイデアをピックアップし、残った方は各人のスキルが役立つアイデアにチームとして参加する形で、今度はチーム内でそのアイデアを来週のハッカソンでどう形にしていくかのミーティングが行われました。

そのミーティングが終わった後は、その結果を5分間でプレゼン&質疑応答を行うという流れを行ってその日は終了。午後の部はアイデアソン初体験ということもあり最後までたどたどしかったですが、新しいサービスの生み出し方や熱量はとても新鮮に感じることができました。

#ちなみに会場に折りたたみ傘忘れたのは私ですorz
#勉強会参加するといつも忘れるなぁ。

とりあえず頂いたFlashAirはまだ使えていませんが、今回の経験を刺激にして自分も暇があればなんか使えないかなーと考えてみたいと思います。
(FlashAir版IFTTTとかやりたい。カードが刺さる/抜ける/ネットワークに参加する/SDカードに書き込まれるなどを検知したら指定された動作やWebHookを呼び出すみたいな。まずはそういうイベントが拾えるか調べねば。。)