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今日は、6月に注文していたカードサイズPC「Raspberry Pi」が届いたので、とりあえず動かして遊んでみました。

DHLで届いた箱の中にはRaspberry Pi本体とQuick Start Guideの紙が2枚入っているだけのシンプルな構成で、電源供給はスマホなどで使われているmicroUSBを使います。

まず、公式サイトのダウンロードページからOSのイメージファイルとWindows上でSDカードにイメージファイルを書き込むソフトをダウンロードしSDカードの準備を行います。ウチではThinkPadについているSDカードリーダで作業を行いましたが、問題なく書き込み作業を行う事ができました。

後はSDカードをRaspberry Piに差し込み、HDMI/LAN/MicroUSBケーブルを繋げはいきなり起動します。パッと見電源ボタンは無さそうなのでmicroUSBケーブルの抜き差しで行うようです。

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最初にインストールしたのはRaspberry Pi向けにDebianを最適化したディストリビューション「Raspbian」で、こちらは起動するとLXDEのデスクトップ環境が起動してGUIでの操作が可能でした。元は”教育用”なだけあってデスクトップにはPythonのIDEを起動するショートカットが設定されていました。またMidoriというブラウザも入っていますが、さすがに動作はもっさりで日本語表示する事はできませんでした(aptitudeでパッケージを入れれば可能)。

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次にインストールしたのは、こちらもRaspberry Pi向けにメディアセンターアプリのhttp://xbmc.org/|XBMCの動作に最適化した「Raspbmc」。本当はRaspbian上でXBMCを稼動させようとしたものの、ビルド作業など一手間が必要だったので今回はこちらを利用してみました。期待していたXBMCの動作はこちらももっさりで、Sambaマウントして動画を再生しようとしても画面に表示されませんでした。。

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スペック的にはPentium2 300MHzくらい(但しMP4動画再生支援あり)らしいので、凝った事やろうとするとすぐCPUリソースを使い切ってしまいますが、コンソールベースならそれなりに使えそうですしGPIO端子を使えばハードウェアの制御とかもできそうです。そして何よりこれが3000円弱で買えてしまうという事では、これから十分すぎるほど遊べそうな可能性を感じました。