シルバーウィークの直前にグラフィックカードが故障してしまい、新しくそれだけ買いなおそうと思ったらもう一台組みあがってました(笑)。これはネタにしない手はないなと思い、その辺の顛末記をつらつら書いてみようと思います。

事の発端

メイン機として使っていたデスクトップPCは、以前blogでも紹介した通り2007年のGW前にイチから組みなおしたものです。そのPCでPSP向けにPT1で録画したニュース番組を動画変換(H.264)していたわけですが、GeForce8世代から「GPGPU」と呼ばれるグラフィックカードの処理能力を他の処理にも応用して高速にエンコードできるらしい…という情報を目にしました。

ちょうどメイン機に搭載していたグラフィックカードがそれに対応(GeForce8800GTS)していたため「これは試さねば!」とMediaCoderと呼ばれるフリーのエンコードソフトでいくつか動画変換してみると、設定によっては速い時もあれば…という感じで柔軟にエンコードオプションを選択できるx264の環境には程遠いものでした。ていうか自分がオプション使い切れていないだけかもしれませんが(汗)

てなわけでMediaCoderでエンコードするのをさくっと諦めたのですが、しばらくしてから画面が一瞬明滅してから「nvlddmkm が応答を停止しましたが、正常に回復しました」というメッセージが頻発するようになりました。最初はGPGPUを有効にするためのドライバを入れたせいか…と思っていたのですが、日に日にそれが頻発し最後は全く画面が映らなくなりました。

一応セーフモードで起動してnVidiaのドライバを削除すれば表示されるようになったのですが、それもしばらくすると明滅するようになり…最後はBIOS起動画面すら映らなくなりました(涙)。この頃にはPT1で録画予約している番組もちらほら録り逃しており、まさに「泣きっ面に蜂」な状態でシルバーウィークに突入しました。