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結局観劇当日にエントリできずじまいでしたが、仕事の合間を縫って先週観に行ってきました。

場所は池袋の「東京芸術劇場」で、去年も知人の観劇で小ホールの方には行った事ありますが今回はちょっと大きい中ホールのほうでした。早速チケットを見せて入場すると、普通だと有料になりそうなパンフレットをもらいました。「ラッキー」と思いつつとりあえず花束(さすがにTKは無かったみたい)を通り抜けてS席の方へ…って自分はA席の方で予約したんですが、まぁどんなもんかなーと思ってw。やっぱりS席のほうが観やすそうでした。

とりあえず自分の席についてしばらくすると暗転して上演開始。するとしばらくしてちゃんとTKの音楽が!一応、1991年版?も会社の人にビデオを借りて観てはいたのですが、やっぱりミュージカルと合わせて生で観る(聴く)のとは違いますね。

劇の内容は、4分割された球体を舞台に配して役者の方々と「精霊」と呼ばれる方々のダンスによって進められていきました。本当は女の子なのに男として振舞うモーツァルトと、本当は女性と知らずに結婚させられてしまうコンスタンツェ、同じ音楽家としてライバル視しつつも「女性かもしれない」モーツァルトの魅力に苦悩するサリエリを交えながらモーツァルトの一生が描かれていき、とても楽しく観る事ができました。

終演後、4回のカーテンコールとともに満足して帰ろうとすると、ロビーにはさっきまで演じておられた役者の方々がお見送りしてるではありませんか!。もしかすると他の劇団でもそうなのかもしれませんが、観終わった直後に間近で役者さんを見る感動はなかなか新鮮でした。

今回は音楽を聴きたいから…というミュージカルを観るにはいささか不純な動機でしたが(笑)、それだけにとどまらない充実した一日でした。