http://www.evangelion.co.jp/

このテのエントリーはあえて避けていたのですが(笑)、自身でも整理をつけるため書いてみようと思います。

9/1にいよいよ「エヴァンゲリオン」のリメイク版となる本作が公開されました。思えば去年の6月にネット上でリークされて知ってからこの日を待ちわび「遂にこの日が…」という気持ちでいっぱいでしたが、正直旧作の結末はあれはあれで納得できていたため、「逆に改悪されてしまうのでは…」という心配の方が観るまであったのも事実です。

とりあえずそんな気持ちを胸に、前日は早めに就寝し7時に劇場のある新宿に向かいました…が、既に数百人近く並んでいる長蛇の列が!。事前に1日と2日は1000席以上ある劇場で公開されることがアナウンスされていたため、安心して観れるだろうとタカを括っていたのが誤りでした。急いで空席を探し、右寄りでしたが何とか席を確保して一安心。8時の上映開始を待ちました。

その間お客さんを見ていたのですが、若い方や女性が意外に多いこと…約10年の歳月を過ぎてもこれだけのファンがいる事に驚きました。

そして8時の上映開始と共に暗転したと同時に歓声と拍手が!。ちょっとビクッとしつつも否応にも期待は高まります。よくみると1000席弱ある劇場で立ち見もちらほらと。

いよいよ本編ですが、「リメイク」なだけあって旧作を観ている身としては、「お、ここが変わった!」と終始ニヤニヤしながら観てました。絶対怪しかったはずです(笑)。特にクライマックスの「ヤシマ作戦」は旧作からの変貌ぶりに圧倒されっぱなしでした。

そしてエンドロールの後に仕掛けが…内容は是非映画館で確認してもらうとして、最後に最初と同様に歓声と拍手で上映は終了しました。席を立つ時に、周りの人たちが「スゲー」を連呼しつつ感想を語り合っているのを見て、みんな同じ気持ちなんだなぁ、と余韻を噛み締めました。

作品自体はこの「序」を皮切りに来年に「破」、それ以降に「急」「?」が予定されており、同じ手法?で旧作に沿ってリメイクされていくようです。

ちなみに「序」「破」「急」はWikipediaによると、日本の雅楽や能楽で使用される言葉だそうです

アニメーションでかつ、各キャラクターの心理が描かれるちょっと難しい作品のため、好き嫌いがあるかも知れませんが。「日本のアニメーションは世界に誇れる産業」と呼ばれる片鱗を感じ取ることができると思います。是非劇場に足を運んで頂いて一度観てみることをオススメします!