8月から読み始めてやっと先週読み終えました。もともとは「十二国記」シリーズで小野不由美さんを知り会社でも薦められて読む機会もあったのですが、いかんせんホラーものであった事と、結構な分量だったので読む前に飽きちゃいそう…と思っていたのでした。

そういえば、微妙に本編と時間進行がリンクしていてより雰囲気を感じる事ができました (まぁそれだけ読むのが遅かったという事ですが…)

作品の感想について、最初のうちは「登場人物が多いなぁ」とか「作中の小説の引用が難しい」とか思いながら読み進めていましたが、屍鬼の存在が明るみになる後半につれてその描写が効いてきて作品にのめり込んでいきました。

今回ホラー作品初体験だったのですが、どちらかというと「怖かった」というより「痛かった」という感じがしました(笑)。特に血の表現が多い箇所は読み進めるのも一苦労でしたし…。

といいつつ、今読み始めている作品も同じ作者/同じホラーである「魔性の子」だったりします。(こちらは「十二国記」を先に読んでいるので、それと絡めて楽しめそう)