自宅のネット環境は、引っ越して間もなくFTTHを引き込んでルータも導入する予定だったのですが、当時購入条件を満たしていた製品が無かったこととPPPoEの接続でも(攻撃のリスクはあれど)そんなに困っていなかったのでそのまま使っていました。

そんな中、NECから待ちに待ったルータ「WR8700N」が発売されました! router.jpg

この製品の特徴はなんと言っても前述の自分の購入条件をことごとく満たしていることに尽きます。

  • WAN/LAN両ポートギガビット対応
  • 無線LANは11a対応(11gや11bとは別の帯域である5GHzを使用している)
  • その無線LANは2.4GHz/5GHz帯を同時利用できる

最近は1番目の条件を満たしている製品は多いのですが、なぜか11a(5GHz)対応となるとぐっと候補が減って同時利用となるとほとんど皆無に近い状況になります。この製品の1つ前のWR8500Nも2つ目までは満たしていていたのですが、3つ目の条件が切り替え方式だったため泣く泣く見送った経緯があります。

それにしても自宅のルータといえば、その前は同じNECのAterm IR450というISDNダイアルアップルータを使っており、2台目購入となります。そういや先代は当時4万5千円くらいで購入して小躍りしてたもんですが、今回は新製品でこの性能でありながら1万2千円(ポイント還元あり)ですからね…時代の流れを感じます。

設定自体は「らくらくスタート」なる機能もあるようでしたが、普通にhttp://192.168.0.1/にブラウザで接続して指示に従っていくだけの簡単設定でした。あとあれだけ無線LANの機能にこだわっておきながら設定はOFFにしていますw。

ただ問題点…というか気になる点があって、LAN側のポート数が4つのため自宅の機器(PC2台、ノートPC、NAS、PS3、XBOX360、FON)が全てルータに収容できない事です。これはとりあえず100Mの8ポートHubをぶら下げて、そちらにPCとNAS以外を接続するようにしました。PS3とかは無線LAN側接続でもいいかもしれません。

ちなみにルータのデフォルトゲートウェイに対してtelnetでアクセスすると"NetBSD/messimips () (ttyp0)“のメッセージが出てログインプロンプトが表示されますが、管理ツールのIDとパスワードを入力してもログインできませんでした。これができたらいろいろ楽しそうなんですがセキュリティ上難しいでしょうねー。